マルチタスクが脳を壊す?!実践しやすい効率的な働き方

こんにちは!

皆さんは、仕事をしている時に複数の仕事を同時にこなしたりしていませんか?

 

毎日会社では、色んな仕事を任されますよね。

そのため、同時に仕事をすれば効率が良いと考える人が多くいますし、この記事を読んでいるあなたもそう思ってマルチタスクをしているかもしれません。

 

でも実は…

人間の脳はマルチタスクが出来ないというのをご存知でしたか?

しかも、これだけではありません。

マルチタスクをすると脳にダメージが与えられてしまうのです。

 

 

「え?!マルチタスクで脳にダメージ?」

「人間って複数のことを同時に出来ないの?」

と思っている方多くいらっしゃると思います。

残念ながら、2つのことを同時にしているように感じても実は出来ていません。

なので、仕事で複数のことをこなしている方は非常に効率が悪い働き方をしているのです。

 

そこで本日は、マルチタスクは効率を悪くするという話をしていきます。

この話を中で、脳にどんなダメージが出るのか・マルチタスクをしないで仕事効率を上げる方法についても伝えますので、読めばあなたのこれからの仕事がより効率よく出来るようになりますよ!

では、話を始めます。

 

動画でマルチタスクについて解説

動画でもマルチタスクについて解説していますので、ぜひご覧ください!

ただ、ブログ内ではさらに詳しく話をしていますので記事も最後までお読みいただければ理解が深まります

 

 

人間は1つのことしか出来ない?!

 

 

職場で複数のことを同時にこなしている人を見て、

「カッコいいし出来るようになりたいなぁ」

「作業効率良さそう!」

と思ったことありませんか?

 

私も、マルチタスクをすれば仕事も早く終わるし仕事してる感じがして良いなと思っていましたが、実はこの考えは間違っていました。

 

では、それはなぜなのか。理由があります。

人間は、基本的に1つのことしか出来ないからです。

 

例えば、

スマホを触りながら人の話を聞けば、返事が適当になりますよね。

「本当に話聞いてるの?」と言われた方いるのではないでしょうか?

 

また、免許を取って間もない頃、誰かに話しかけられても運転することに必死で「話しかけないで!」と言ったことはありませんか?

2つとも、1つのことに集中しているからもう1つのことが出来ない例です。

 

世界でも研究が行われており、専門家のDevora Zackさんは以下のように伝えています。

マルチタスクは神話です。

「脳は一度に2つの場所にいるわけではないので、人々がマルチタスクと言及しているのは、実際には神経科学者がタスクの切り替えと呼んでいることであり、異なるタスク間を素早く行き来するということです。

(引用:Entrepreneur Forget Multitasking. Real Productivity Comes From Singletasking.)

 

人間は2つのことを同時にしているのではなくて、1つ1つの物事を行き来しながら作業をしています。

と言うことは、マルチタスクをしているように思えても結局は1つのことだけをしているのです。

 

ここで皆さんが疑問に思うことがあると思います。

「じゃあ、仕事を早くこなしている人は何なの?!」と。

仕事が早い人はマルチタスクをしているのかと言うとそうではなく、頭の切り替えが早いだけです。

そのため、複数のことを同時にしているように見えているだけです。

 

ただ、Devora Zackさんは、タスクの切り替えは生産性を40%下げるとも伝えています。

ですので、頭の切り替えが良いからと言って必ずしも生産性が上がるとは言えません。

 

実は脳がダメージを受けている衝撃の事実

 

 

この見出しを見て、ビックリされている方もいるでしょう。

でも、これは事実なのです。

まずは、以下の研究結果をご覧ください。

 

アリゾナ州立大学の研究によれば、ネズミを金網に長期間閉じ込めストレスを与えると、コルチゾールが原因となって脳の海馬に変化があらわれ、海馬の神経細胞が蝕まれ、破壊されたという結果が報告されています。

(引用:ストレススキャン ストレスが脳に与える悪影響とそれによる症状について)

 

ストレスを感じると、コルチゾールという物質が分泌されます。

これが原因で、脳がダメージを受けて

  • 記憶力が低下
  • 脳が老化して若年性認知症やアルツハイマーを引き起こす

のです。

 

マルチタスクは脳に対してストレスを与えていてコルチゾールが分泌されやすくなるので、自ら脳にダメージを与えているようなものです。

そこで、マルチタスクを止める方法をこれからご紹介します!

 

マルチタスクを止める方法

 

 

では、実際に私が実践しているマルチタスクを止める方法を伝えていきます。

主に私が心がけているのが、この4つです。

 

  • 優先順位(To Doリスト)を付ける
  • スマホやパソコンのメールやLINEの通知を切ったりすぐに見れないようにする
  • 退社前に次の日のタスク羅列しておく
  • マルチタスクはカッコいい・偉いという考えを捨てる

 

どれもそんなに難しいことではありません◎

 

  • 1つ目

To Doリストを付ければ、1日の作業でやるべきことが見えてきます。

リスト化したらその横に数字を書いて優先順位を決めましょう!

 

  • 2つ目

私たちは、常に色んな誘惑に囲まれています。

その中でも、スマホは私たちの身体の1部のように常に身に付けているのでついつい触ってしまいがちです。

「連絡が来たらすぐ返してしまう」

「どんな内容か確認してしまう」

という方かなり多いです。

 

でも、1つのことに集中すると決めたら、スマホやパソコンの通知は切って1つの作業が終わるまで見ないように心がけましょう。

これだけでも、あなたの仕事が早く終わる近道に繋がります◯

 

  • 3つ目

なぜ、退社前に次の日のタスクを羅列するのか

それは、その日に出来なかった仕事を明確にするためです。

 

朝に決めたTo Do通りに仕事が終わるとは限りません。

予定通りに行かないことの方が多いかもしれません。

なので、出来なかった仕事を羅列しておくことで、忘れることも防げますし次の日の朝に予定を立てやすくなります。

 

  • 4つ目

日本の会社では、

「マルチタスクをするのが当たり前」

「複数を同時に素早くこなすのが偉い」

という風潮があります。

 

ですが本日の記事で、マルチタスクは効率が悪く、シングルタスクの方が効率が良いことが分かりましたよね。

たとえ、上司や先輩がマルチタスクをしていても真似しないでください!

 

1つのことを優先順位を付けてやる方がよっぽど早いですし、ストレスも溜まりにくいです◎

「残業が多い」

「仕事が思うように進まず、時計の針ばかり進んでいく」

と悩んでいる方は、私が実践している方法を試してみましょう!

 

これからのあなたの社内での効率が変わって残業も減りますよ◯

 

まとめ

本日は、マルチタスクは効率が悪く脳にダメージを与えているという話をしてきました。

正直、驚いている方・常識が変わったという方もいるでしょう。

 

この記事を読んでいる方は、仕事が思うように片付かずに残業が増えていて悩んでいる方でしょう。

自分自身の働き方を改善させたい・変えたい

と考えているなら、次の出社日から実践してみてください!

 

残業が減って自分の時間が増えますし、脳がストレスを感じにくくなりますよ◎