仕事効率を上げるなら残業を止めるべき本当の理由-残業は定時後2〜3時間まで

こんにちは!

本日は皆さんに、

人間には仕事への集中力や効率が上がる時間帯がある!

という話をします。

 

この時間帯には、体内時計を動かす時計遺伝子が関係しています。

 

私たちは毎日、お腹が減った・眠いというリズムの中で生活をしています。

以前、昼寝の大切さを記事にしましたが、記事中にお昼を過ぎると眠くなると言ったのも、まさにこれが関係しているのです!

もし、まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください◯

効率が良い人は昼寝をしている! ストレス軽減・健康維持にも?!

2018.04.30

 

人間が活発に行動出来る時間は決まっているので、その時間に仕事をすれば効率が上がり集中して業務に取り組むことが出来るのです!

 

そこで本日は、集中出来る時間と頭が働きにくくなる時間をお伝えします!

人間の時計遺伝子を理解すれば、無駄な時間が減って計画的に仕事をこなせるようになります◎

 

仕事効率が上がる時間がある!

 

 

皆さんは、朝活という言葉を聞いたことがありますか?

なぜ朝に活動するのが良いかというと、睡眠後の頭のリセットで脳が活性化するからです。

朝活も、時計遺伝子を使った理にかなっている方法なのです!

具体的にいうと、起床して4時間後が午前中の集中力がアップするピークになります。

 

もちろん、朝以外にも仕事に最適な時間はあります!

まずはこちらをご覧ください◯

 

●起床3時間後(9時)

記憶力がピークになるので、過去の情報整理など記憶をたどる作業が◎。また、勉強もはかどるので研修をするのにピッタリです。

●起床4時間後(10時)

前述。クリエイティブな発想がしやすい時間帯なので、会議など議論の場を持つべし。

●起床5時間後(11時)

白血球が活発に働き免疫力が上昇。他者と接することに耐性がつくため、営業に最適。トラブルにもへこたれにくくなります。

●起床7時間後(13時)

アドレナリンが分泌され興奮状態にあります。相手も同様なので、言いづらいことを提案しても、高揚感から受け入れてもらいやすいです。

●起床8時間後(14時)

興奮状態から冷め、思考力が低下。日中最も頭が働きにくくなります。重要な会議や、神経を使う仕事を行おうとすると、時間のムダになるかも……。

●起床9時間後(15時)

自分に対する評価を受け入れやすい時間帯。反省会や新人研修などを実施すると、反発が起こりにくい。心の安定を保つ「セロトニン」という物質が関係していると言われているそうです。

●起床10時間後(16時)

起床3時間後に続き、記憶力がピークになる時間帯です。

●起床11時間後(17時)

前述。体の動きが活発になり作業スピードが上がるので、事務処理などに充てましょう。

(引用:シゴトサプリ 体内時計に合わせて仕事? 上司への報告、会議などのベストなタイミングとは)

 

このように、1時間ごとに区切って作業内容をスケジュール化することが出来ます◎

眠くなる時間・会議や事務処理に向いている時間を知ることで、どんな仕事をするか決めることが可能になるのです!

 

お昼〜14時頃までは、アフタヌーンディップという生理現象で眠くなりやすいので、昼ごはん後の昼寝で眠気を防げます。

このように、対策をしたり時間を把握することにより、無駄な時間や効率の悪い時間を持たなくて良くなりますよ!

 

 

残業は飲酒レベルまで仕事効率と集中力が低下する事実

 

 

起床後の時間によって仕事の効率が良くなる時間帯をお伝えしましたが、次は仕事に向いていない時間帯をお伝えしましょう!

 

その前に、

皆さん、「残業は毎日していますか?」「どれくらいの時間残業に使っていますか?」

 

なぜ質問をしたかというと、残業の時間が長くなり過ぎると究極に効率が下がるからです。

 

厚生労働省が、科学雑誌『Nature』での研究結果を紹介していました。

 

人間が十分に覚醒して作業を行うことが可能なのは起床後 12~13 時間が限界 であり、起床後 15 時間以上では酒気帯び運転と同じ程度の作業能率まで低下することが示されている。

(引用:厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針2014)

 

これを見て、「え!飲酒レベル!?」ってビックリされた方少なくないはずです。

 

例えば、朝7時に起きたとして起床後12時間だと夜19時頃が作業の限界になります。

起床後15時間だと夜の22時です。

かなり夜遅くまで残業をしている方は、作業効率が確実に下がります。

正直、お酒を飲みながら仕事をしているようなものです。

ちなみに、17時間以上過ぎると、ほろ酔いと同じレベルになるという結果が出ています。

 

いかに残業が非効率的か分かりますよね。

 

残業は定時後2〜3時間に抑えるのが秘訣

 

 

仕事をしていると、どうしても避けられない仕事・急な仕事が入ることもありますよね。

仕事を終わらたいということで残業をしても、時間が長くなり過ぎると逆に効率が悪くなって意味が無くなります。

なので、定時後2時間〜3時間を過ぎたら仕事を引き上げた方が良いです。

早く会社から帰って朝少し早く会社に行って仕事をした方が身体への負担も減ります。

 

今の日本では、無言の残業をすべきという圧力があります。

周りの人が定時後も仕事をしていると帰りづらいという雰囲気もあります。

 

ですが、これは確実に間違っています。

早く帰れるときは、はっきり「帰ります!」

と言う日を作りましょう。

もちろん、やるべき仕事が終わってないと意味がありません。

 

そのためにも、自分の業務が定時内に終わるような効率の良い働き方をしましょう◎

タスクに優先順位を付けることも大切です。

それに合わせて、時計遺伝子を使った働き方を駆使するのがオススメです!

 

まとめ

本日は、人間が集中出来る時間を駆使した仕事の進め方をお伝えしました。

 

私たちには、脳や身体が活発的で仕事に向いている時間があります!

一方で眠気を感じる時間帯もあるので、対策を取っていかに生理現象に合わせた働き方をするかで1日の働きが変わってきます!

 

それだけでなく、起床して15時間を越えると飲酒レベルの集中力の欠如が起こってきます。

17時間を越えるとほろ酔いレベルになります。

残業の効率の悪さが目に見えて理解出来る研究結果です。

 

皆さん、残業はほどほどに定時内で帰れるような働き方をしましょう!

効率の良い働き方の記事も書いていますので、仕事以外の時間を増やせるようにぜひご覧ください◎

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2018.04.29