コミュニケーションが最高に良くなる 褒める効果とは?!

こんにちは!

突然ですが、皆さんは最近、誰かに褒められたり誰かを褒めたりしましたか?

 

仕事で成功した時

お気に入りの洋服を着ていた時

など、褒められて嬉しくない人はいませんよね!

 

しかし、なかなか人を褒めるというのは難しいですよね。

気恥ずかしい

どのように褒めたら良いのか分からない

相手が気分を害したりしないか心配

と考えると、踏み止まってしまいますよね。

 

でも実は、この褒めるという行為は私たちにすごい効果を発揮してくれるというのが研究結果でも分かっているのです!

 

そこで本日は、

なぜ褒めることは良いのか

どんな効果があるのか

褒め上手になる方法

 

をお伝えしていきます◎

 

良い成果が出ている同僚や後輩を褒めたいと思っているけど、褒め方が分からないという方もぜひご覧ください!

明日から褒め上手になれますよ◯

 

なぜ、褒めるのが良いのか

 

 

皆さん、ピグマリオン効果を聞いたことがありますか?

“1964年に、米国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールが提唱した、人は他者から期待されることによって成績が向上するという考えのことです。”

(引用:BIZHINT ピグマリオン効果)

 

小さい頃に、「よく出来たね!」と言われると嬉しかった経験はありませんか?

褒められると嬉しくなって、「よし!次も頑張って良い結果を出そう!」と勉強や宿題のやる気が上がった記憶がある方いるのではないでしょうか?

これはピグマリオン効果なのです。

 

 

でも、これだけではありません!

褒めるとパフォーマン力も上がるのです。

 

脳科学者の澤口俊之さんによると…

報酬を意識したとき、脳内では「ドーパミン」が分泌されます。

この物質はやる気だけでなく、思考力や決断力もアップさせます。

モチベーションも能力も最大限に発揮されるので、パフォーマンスを上げるには最適な状態となるわけです。

(引用:THE 21 ONLINE 脳科学から見えてきた!やる気を高める4つの方法)

 

報酬というのは、給与や評価・満足感などが当てはまりますが、褒められた時にもドーパミンが分泌されます!

ドーパミンが分泌されると、気分が上がって前向きになります◎

 

このように、褒めると仕事や勉強へのやる気がアップするだけでなく脳にも良い影響を与えてくれます!

 

どんな効果があるのか?

 

 

では、どのような効果があるのでしょうか??

 

2012年、科学雑誌『PLoS ONE』に「褒められると運動機能が上昇する」という論文が掲載されました。

その中で以下のような結果が発表されています。

 

実験では、48人の成人を対象に、ある連続的な指の動かし方を覚えてもらいました。

そして、この指運動トレーニングをしてもらった直後に、被験者を3つのグループにわけ、“褒められ”実験をしました。

  1. 自分が評価者から褒められる
  2. 他人が評価者から褒められるのを見る
  3. 自分の成績だけをグラフで見る

の3つのグループです。

翌日、覚えた指の運動を再現してもらった結果、1のグループ(自分が評価者から褒められたグループ)は、他のグループに比べてより正確に再現できたそうです。

運動トレーニングの後に褒められることが、運動技能の習得を促したことがわかります。

(引用:STUDY HACKER 褒めると伸びるは本当だった!報酬系の科学。)

 

この結果で1番大事なのは、

自分が褒められる

ということです。

 

他の人が褒められたりしているのを見て、

自分のことのように嬉しい!

と聞くことがあると思いますが、本当に自分にとって効果的なのは、自分自身が褒められることです!

 

補足

私たち日本人は、褒められると謙遜する傾向が強いです。

なので、褒められると「そんなことないですよ!」と言ってしまいがちですが…

これからは、きちんと「ありがとうございます!」と相手からの褒めを受け取りましょう!

そうすることで、自分自身にも自信が付きますしやる気がさらにUPしますよ◯

 

褒め上手になる方法

 

 

皆さんは、誰かを褒めるのが得意でしょうか?

おそらく多くの方が

「うーん、褒めたいけど良い言葉が見つからない・褒め方が分からない」

と悩んでいるでしょう。

 

誰かを褒める時に、考えれば考えるほど難しくなります。

なので、まずは簡単なことから始めましょう!

 

それは、外見を褒めることです。

私たちには、褒めるべき部分が2種類あります!

  1. 外見
  2. 内面

この2つです。

 

しかし、内面の場合は、褒めると相手が謙遜してしまい褒めても押し返される可能性が非常に高いのです。

 

これは、皆さんも心当たりあるのではないでしょうか?

例えば、

相手:「努力家だね!本当に尊敬しているよ!」

自分:「いや、そんなことないですよ!」

 

この、「いや、そんなことないですよ!」という言葉は、日本人の多くに見られる謙遜です。

謙遜されてしまうと、褒めてないことと同じになってしまいます。

なので、まずは相手が褒められていると感じられるように、外見を褒めることから始めましょう!

 

外見とは、髪型・服装・アクセサリーなど外見で分かるものです!

その人が身に付けているものは、その人自身が気に入っているものだということです!

 

「シャツの色あなたにぴったりで似合ってる!」

「ネクタイの柄最高だね!」

「その腕時計カッコいい!どこのブランド?」

 

このように褒めることで、相手は

「ありがとう!気に入ってるんだよね!」

などと答えてくれます!

そうすれば、褒めは成功です!◯

 

また、相手に褒めが伝わると会話が弾むきっかけにもなるのでコミュニケーションも円滑になりますよ!

 

もし相手が女性の場合は、髪型を褒めるのがオススメです!

髪の毛は、イメチェンに1番分かりやすい部分ですし、切ったりパーマやカラーをした後だと、

「似合っているか不安…」

と考える人が多いです。

もちろん男性にも当てはまるので、ぜひ「似合ってる!」と伝えてみましょう◎

 

注意

  1. 褒めるタイミングはほどほどに!褒めすぎると効果が薄くなるので、ガッツリ褒めるのは適度にしましょう!
  2. 本心で思っていることを伝えましょう!心から良いと思っていないと、相手に伝わってしまいます。

 

まとめ

本日は、【褒める】ということを解説してきました!

 

私たちは日本人は、褒められても謙遜しがちです。

でも、これは勿体無いです!

 

褒められているということは、あなたの頑張りや努力が認められたということです!

それを謙遜で跳ね返してしまうと、自分自身で自分を否定しているのと同じになってしまいます。

 

これからは、

「ありがとうございます!」

と相手からの褒めを受け取るようにクセを付けましょう!