「忙しい」は仕事の敵だった-時間がなくて焦りや不安から解放される方法

こんにちは!よしきです。

皆さんは仕事中に、

「あぁ、時間が足りない…」

「気付いたら企画を練る時間がないから、今日は残業か…」

といった、時間に焦りを感じたり時間を上手く使えていない経験ってありませんか?

 

今の私たちは、

仕事を沢山こなしている方が成果が出る!

忙しい人ほど沢山の仕事をしている!

と考えてしいがちです。

 

でも、実は…

「忙しい!忙しい!」

と言っている人ほど、時間の使い方が下手で仕事を自分の思っている以上に出来ていないことが多いのです!

 

では、どのように時間を使えば、焦りの感情を少なく働くことが出来るのでしょうか?

また、忙しいというワードが仕事の敵だという驚くべき研究結果もあります!

 

そこで本日は、私がよく読んでいるDaiGoさん著書の、『超時間術』という本を紹介します!

 

 

 

自分の労働時間把握していますか?

皆さんは、自分の労働時間を把握していますか?

前回の記事でもお伝えしていますが、私たちの労働時間は実は減ってきています。

まだ、前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひご覧ください◎

ワークライフバランスって知っていますか? 実は日本の労働時間は減っている?!

2018.06.25

 

アメリカの社会学者:ジョン・ロビンソン博士が行なっている、「全米時間配分調査」

という調査の中で、アメリカ人の多くが労働時間に関して間違った認識をしていることが分かりました。

多くのアメリカ人は、「自分は週に60〜64時間は働いているはずだ」と答えた

実際に計測した1習慣の労働時間は、平均44.2時間だった

(引用:『長時間術』P23)

 

「え!実際の労働時間と想像とは20時間も認識が違ってたの?!」

とビックリされた方多いのではないでしょうか。

 

忙しいと言ってしまう人ほど、きちんと自分の時間を把握しきれていないのです。

皆さんの中にも、同じような方いるのではないでしょうか。

 

労働時間が減っているということは、自分や家族に使える時間が前よりも増えているということですよね。

ぜひ、自分がどれだけ働いているのか把握してみてください◯

 

 

忙しいという口癖を止める大切さ

 

 

皆さんは、会社の先輩や同僚・上司から、毎日どれくらい「忙しいなぁ」というワードを聞きますか?

中には、その言葉は言わなくてもバタバタしている人もいるかもしれません。

 

この「忙しい」という言葉。

実は、仕事をする上で天敵になりうる言葉なのです!

 

ポーランドのワルシャワ大学の研究によると、

「忙しい」と口に出すたびに、あなたの意識は未来や過去に向かい、そのせいで目の前の本当にやるべきことに集中できなくなる。

(引用:『長時間術』P27)

 

もう過ぎてしまった過去の時間・これからどうなるか分からない未来の時間を気にしても仕方ないですよね!

過ぎてしまった時間に出来なかったことを後悔してもしょうがありません。

なので、その時に出来なかったことをどう別の時間に済ませるか。

というのが大事になってきます!

 

実際に、「忙しい」と使うのを止めた学生を対象にした実験では、3ヵ月後の成績が大きくアップしたという結果も出ています!

(引用:P28)

 

DaiGoさんは、

忙しいと言いつつも、

怪我をしたりすれば病院に行く

水道が壊れたら修理業者を呼ぶ

といった緊急の出来事には対応するんだから、結局、時間はある

と言っています。

 

確かにそうですよね!

本当にガチガチに多忙であれば、我慢してその業務が終わるまで行かない

などといったことになるはずです。

でも、時間を取って行動が出来るのですから、時間は作ろうと思えば作れるということです。

 

 

焦りや不安から解放される方法

1回忙しさを感じると、私たちはその仕事をいかに早く終わらせて次の仕事に取り組むか考えるようになりますよね。

 

でも、

早く終わらせたい=焦り

また、

終わるか分からない=不安

という感情が生まれます。

焦りと不安を感じたままいい仕事が出来るわけありません。

 

こうなるとどうなると思いますか?

仕事量を上げるために、複数のことを同時にこなすマルチタスクをしようとします。

 

しかし、マルチタスクをすると、効率が余計に悪くなると以前、別の投稿で話をしました!

まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。

マルチタスクが脳を壊す?!実践しやすい効率的な働き方

2018.05.04

 

でも、実はそれだけではないのです!

DaiGoさんによると、

私たちの脳は、1度に同じ能力を使うと脳がパニックを起こす

例えば、メールの返事を書きながら、オーディオブックで勉強が出来ないのは、全てが脳の言語能力を使うから

だそうです。

(引用:P85)

 

では、このパニックを静めるためにはどうするのか。

それには4つの方法があるそうです。

  1. 全ての作業を同じ環境でしない
  2. 出来なかった作業を溜め込まない
  3. 1時間以上作業をしない
  4. 整理整頓をしすぎない

この4点です!

私たちの脳は、少しの変化でもパニックを起こして興奮状態になってしまいます。

そうならないためにも、この4つのポイントは押さえておく必要があります!

 

私自身、以前住んでいた部屋がリビングだけだったので、リビングで仕事をしていましたが、仕事と食事・リラックスする時間が全て同じ空間だったので、切り替えが出来ないことが多くありました。

環境を分けるのは大事だなと、引っ越して、仕事部屋が出来て実感しています。

 

皆さんは、何時間もぶっ通しで仕事をすること少なくないのではないでしょうか?

私もつい最近まで、気付けば何時間も仕事をし続けていました。

でも、それって非常に効率が悪いようです…

 

DaiGoさんの本によると、

作業を休まずに続けると、生産性が3分の1にまで下がる

そうです。

(引用:P88)

 

なので、適度に5分から10分の短い時間でも良いので、コーヒーを飲んだり外を見たりして仕事から離れる時間を作るのがオススメです!

 

皆さん、デスクの上綺麗にしていますか?

資料や企画書が散らかったりしていませんか?

机に物が散乱していると、人間の目はその周囲の物に目が行ってしまいます。

でも、だからと言って綺麗にしすぎると、少しでも汚れていると、それが気になって仕事に集中できなくなるそうです。

なので、デスクの整頓は、ほどほどにしておきましょう!

 

 

まとめ

本日は、忙しいと言いつつ本当は労働時間が減っているということについて話をしてきました!

 

ついついやることが多いと言ってしまうこの口癖。

でもこの言葉は、焦りや不安を感じさせて、集中力を下げるネガティブな言葉です。

 

ぜひ、仕事をするときには、使わないようにしてみてください!

私も、DaiGoさんのこの本を読んでから使わないようにしましたが、焦る気持ちが無くなり精神的に楽になりました!

 

また、もし、焦る気持ちからマルチタスクをしてしまいがちな方は、明日から止めてください!

正直、デメリットしかありません。

脳もパニック状態になりますので、興奮させない4つのポイントをぜひ押さえて仕事をしてみてください◯