こんにちは!よしきです。
突然ですが、皆さんの中で、将来に不安を感じている方はいませんか?
「今の仕事をずっと続けられるかな」
「将来、家庭を持った時にお金は大丈夫かな」
「何か変化が起こった時に対応出来るかな」
「老後も心配…」
といった不安を抱えている人多くいるのではないでしょうか。
正直、今後どうなるか分からない未来の心配をするのは疲弊しますし、予測しても当たらないことは多々あります。
では、なぜ私たちは、想像しても解決しない未来の心配や不安を感じてしまうのか。
それには、脳が関係しています。
そこで本日は、
なぜ、将来に不安を感じるのか
未来の不安を感じた時の対処法
を話していきます!
日本人の多くが将来に不安を抱えている
日本人は、世界の国の人たちと比べて不安感が強いと言われています。
脳科学者の、中野信子さんによると…
脳内には「セロトニン」という神経伝達物質があって、これが十分にあると、安心感を覚え、やる気も出ます。
セロトニンの量を調節しているのが、セロトニントランスポーターというたんぱく質。
日本人は、このセロトニントランスポーターの数が少ない人の割合が世界で一番多い。つまり世界一、不安になりやすい民族なんです。
「あぁ、あの時あんなことやらなきゃよかった」
と思うことありますよね。
何か問題に直面したりすると、心配になったり不安になってしまうことが多いのは、遺伝も関係していることが分かっているのです。
ただ、遺伝だけではなく、外的要因があるのも事実です。
「会社の業績が振るわずに将来大丈夫かどうか不安を感じる」
といった、外部からの要因も起こりうるので、必ずしも遺伝とは限りません。
不安を感じたり心配したりするのは、将来を考えているという点で良いことでもあります。
でも、あまりにも考えすぎ悩んでしまったままでは勿体無いです。
では、不安や心配になった時には、どのように対処すれば良いのでしょうか!
これからそれをご説明します。
未来に不安を感じた時の対処法
心配事の9割は起こらないと考える
皆さん、実は、心配事の9割近くは起こらないと知っていますか?
アメリカのロバート・リーヒ博士が、「The Worry Cure」で書いた本によると
心配や不安を感じた人の不安の85%は、実際のところ発生しなかった。
また、不安が起こっても、その75%は自分の力で解決出来た
ということです。
心配事の9割近くが取り越し苦労だったことが分かったのです。
皆さんの中でも、このような経験ありませんか?
例えば、
- 大学の時などに、教科書などを忘れてしまった時。
- 初めて車の運転をした時。「車を擦ったらどうしよう。」「駐車出来なかったらどうしよう」
でも、実際のところは、そこまで心配することではなかったりしてませんか?
時間が過ぎたら、
「あ、心配するまでもなかった!上手くいった!」
という経験、ありますよね!
ネガティブなことを考えると、本当にネガティブなことが起こるものです。
心配し過ぎて夜も眠れず、次の日に影響してしまったりすることもあるかもしれません。
どうなるかも分からない未来を心配しても仕方ありません。
まずは、【9割近くの心配は起こらない】と心に刻みましょう!
ポジティブなワードを脳に与える
先ほどから質問ばかりですみませんが…(笑)
皆さんは、
脳がポジティブなワードよりもネガティブなワードの方を真に受ける
ということをご存知ですか?
John Cacioppo博士という方が研究で、
ポジティブな写真・ネガティブな写真・ニュートラルな気持ちに感じる写真の3種類を実験参加者に見せた際に、脳がネガティブな写真に1番反応した。
という結果を出しました。
ニュースでもそうですが、ネガティブな映像を見たりすると、なかなか頭からその映像が離れないということありますよね。
ネガティブなことを考えると、自分の脳がそれを思い込んでしまいます。
なので、ネガティブなことではなくて、ポジティブなワードを呟くようにしましょう!
朝起きた時に、「今日も素晴らしい日になる!」と呟けば、心が軽くなりますよ◎
実際に私はつぶやいて起きるようにしてるのですが、爽やかな気持ちで起きれてます!
もし、心配なことがあれば、
「大丈夫!大丈夫!」
と心で言うだけでも違います。
他には、深呼吸も良いですよ!
鼻から息を吸い込んで、口から息を吐くのが効果的です◯
過去の成功を思い出す
何か心配や不安があった時は、過去の自分の成功経験を思い出すのも良いですよ!
私もやることがあるのですが、意外と効きます!
何か心配事や不安があった時は、
「前も似たようなことあったけど、どうにかなった!」
「以前も問題があったけど、その時の対処法使えそう!」
といった、過去の経験が活きることがあります!
2度あることは3度あると言いますが、過去に1回経験しているのであれば、対処法はある程度分かります。
また、過去に心配したけど結局起こらなかった!といったこともあります。
不安を小さく出来たり、軽減することが出来るので、ぜひ過去の自分の経験を思い出してみてください!
まとめ
本日は、
将来に不安を感じてしまう時の対処法
を紹介しました!
私たち日本人を含めて、アジア圏の人たちは、遺伝的に心配を感じやすいと言う研究結果が出ています。
もちろん、外部からの要因で将来に不安を感じることもあるので、一概に遺伝とは言えない場合もありますが、そのような研究結果もあるんだと知っておくのも大切ですね!
もし、心配事があると言う方は、私が実際に実践もしている、3つの対処法をぜひ実践してみてください◎
脳は騙すことが出来ます!
良いように考えれば、脳もそのように動くようになります。
もし、ネガティブなことを言ってしまったら、ポジティブなことに変えましょう!
例えば…
「あぁ、失敗しちゃった。バカだなぁ自分…」
を
「あぁ、失敗したけど、この失敗何かに活かせるかも!
自分が失敗したってことは、同じ失敗する人がいるかもしれないし、助けてあげられるじゃん!」
とネガティブなワードを使ってしまっても良いので、それにポジティブなワードを付け加えるのです。
そうすると、一瞬でポジティブな言葉に変わります!
私も、心配事を考えることはありますが、ほとんどが起こっていません。
どうなるか分からない未来を心配するのではなく、
ぜひ、【今日しか来ないこの瞬間】を大事にしてください!