こんにちは!よしきです。
皆さんは、働いている中で得られる報酬の中で何から1番嬉しさを感じるでしょうか?
多くの方が、「もちろん給料でしょ!」と答えるはずです。
私も、毎月の給料日はお金という目に見えるものになって目に見えるので嬉しさを感じます。
でも果たして、仕事から得られる報酬というのはお金だけなのでしょうか??
給料という目に見えるものだけではなく、形が無く目に見えないものでも満足感を感じることはあるはずです。
給料と仕事という話はありふれていますが、しっかり話そうというような機会ってなかなかありませんよね。
そこで本日は、
仕事から得られる報酬についてどんなものがあるのか
お金だけを求めることは良くない
という内容に沿って話をしていきます!
目次
給料だけを求めると働きたくなくなる
私たちは、働いているとお金が得られるということをメインで考えてしまいがちです。
しかし、給料という面だけで考えると、仕事をしているのが辛くなってきます。
アメリカの哲学者の、ジョシュア・ハルバースタムが、ある言葉を残しています。
お金はムチと同じで、人を働かせることならできるが、働きたいと思わせることはできない。
仕事の内容そのものだけが、内なるやる気を呼び覚ます。
迷路の中のネズミは、エサに至る道を見つけると、もう他の道を探そうとしなくなる。
このネズミと同じように、ただ〈金銭的〉報酬だけを求めて働いている人は、自分がしなければならないことだけをする。
(引用:ジョシュア・ハルバースタム著『仕事と幸福、そして、人生について』)
まさに、ジョシュア・ハルバースタムは、私たちの悩みをピンポイントで当てていますよね。
お金だけを求めていても、やる気が出るわけがありません。
毎日、朝起きて「さぁ、仕事だぁ!」と積極的に仕事に行きたいと思う人はどれくらいいるでしょうか。
「正直、通勤電車に乗るのも面倒だし会社に着くまでヘトヘトになるし行きたくないわぁ。」
と思う方が多いですよね。
何故このように感じるのでしょうか?
それは…
給料だけを求めるなら、別に今の仕事じゃなくてもいいからです。
なので、その仕事自体にやりがいや情熱をかけることが出来なくなるのです。
言われたことだけをこなすだけのただの業務になってしまうのです。
自分から積極的に動いたり、もっと上達しよう!という気持ちが起こらないということです。
自分の他にも代わりがいるから。
と考えてしまうこともあるのではないでしょうか?
では、お金以外にどのようなご褒美(報酬)があるのか説明していきます。
仕事の報酬は給料だけじゃない
仕事で得られる報酬には給料以外もあります!
人脈・信頼
まず、1つ目は、人脈や信頼です!
会社で働いている場合は、自分個人だけで働いているわけではないですよね。
上司・先輩・後輩、そしてお客様です。
仕事とは、以前から伝えているように、誰かを助けるためにするものです。
その際に、誰かの役に立ったりしたら、「ありがとう!」と言われることもあるでしょう。
誰かの役に立った!という気持ちは心が温まりますし、時によってはお金に勝るものがあるはずです!
昇進・出世
20代後半に差し掛かってくると、この話題が増えてくるのではないでしょうか?
昇進や出世は、今までの自分の働きや仕事に対する姿勢が評価されて役職となって現れるものです。
最近は、出世に興味がないという社員が増えている傾向にありますが、これも1つの報酬の形です!
成長
会社で働いていると、色々な仕事を任されますよね。
もちろん、自分が今までに経験したことが内容な業務であることもあるでしょう。
でも、その経験によって色々な知識を得ることも出来ます◯
未経験を体験することで、自分のステップを1つ上げることが出来ます!
仕事自体
これは、なかなか会社に勤めていると実感しにくいかもしれませんが、スポーツ選手や漫画家・作家さんを例にすると分かりやすいです。
どういうことかというと…
スポーツ選手の場合は、試合に出てプレイが出来ること自体が喜びです。
補欠選手や2軍にいれば、試合に出たくても出れません。
大勢のファンの前でプレイすることも出来ませんよね。
また、漫画家さん・音楽家や芸術系の人たちは、自分の演奏や作品を見たり聞いてもらえることが喜びです。
お金という面よりも、仕事そのものに喜びを感じるのです。
仕事で1番重要な事に気付けば、報酬は必然的に得られる
なぜ、仕事で1番重要なことを話すのかというと、これが自動的に自分にとっての1番の報酬になるからです。
皆さん、ボランティアに行ったことはありますか?
ボランティアって、金銭的報酬はもらいませんよね!
その人が、助けたい・誰かのためになりたい!と思って行くことで成り立っているものです。
災害であれば片付けをしたり、炊き出しのお手伝いをしたり、しっかり仕事をします。
仕事というのは、本来このように報酬を得られなくても、自分から進んで積極的に考えて動いてするものです。
ここで、名言をいくつか紹介します!
私たちは、大好きな仕事をしているとき、報酬以上の仕事をすることに少しの苦痛も感じない。
自分が好きでやった仕事は決して無駄にはならないことを私は強調しておきたい。
質や量の点において、報酬以上の仕事をした人には、遅かれ早かれ、仕事をした以上の報いがあるということも。
(byナポレオン・ヒル)
毎年、数人の教え子が「私はこれから何をすべきでしょうか」と聞きに来ます。
私のアドバイスはいつも同じです。「報酬をもらえなくてもやりたいと思えることは何かを考えなさい」と。
名声や高額の報酬を得たくて仕事を選ぶ人は、偉大な経営者にはなれません。
(byマイケル・ポーター)
もちろん、経営者になれと言ってるわけではありません。
でも、ナポレオン・ヒルやマイケル・ポーターの言葉は、まさに今の私たちが心に止めておかなければいけない事です。
自分が朝起きて、積極的に仕事に行きたいと思える仕事こそが本当の仕事です。
自分が本当にやりたいことをやれば、お金って自動的に付いてくるんです!
あなたのことを必要とする人は必ずいます。
その人が、あなたに対してお金を払ってでも頼みたい仕事って必ずあります。
お金 〉仕事
では、限界が来ますし、報酬を得られたとしても
「自分は結局何をやってるんだろう・やりがいってあるのか?」
という虚無感に襲われます。
仕事〉お金
になれば、驚くほど仕事が楽しくなりますし、自分から勉強しよう!と自ら成長するようにもなります。
これは、自分の好きなゲームなどと同じです。
ゲームをするのには、電源を入れなければいけません。
でも、自分がやりたいことであれば、電源ボタン押すの面倒だなぁ。
なんて思わないですよね!
ヘンリー・フォードが以下の言葉を残しています。
見返りを期待しなくなったとき、倍の報酬がやってくる。
まとめ
本日は、仕事で得られる報酬について話をしました!
私たちは、日常的に、仕事と給料(お金)をセットで考えがちですが、仕事で得られる報酬ってお金だけじゃありません!
感謝をされたりするのも自分にとっての心温まるご褒美ですよね◎
また、お金と仕事をセットで考えていいことなんてありません。
今の世の中、大企業でもリストラされる時代です。
給料が高いから、とか表向き良い企業に勤めても必ずしも仕事内容が給料に見合っているとは限りません。
ですので、自分が勤めていて活き活きとしていられる仕事って何?と考えましょう!
給料が多少低くても、楽しみながらする仕事は、必ず誰かが認めてくれます◯
そうすれば、次の仕事も与えられ得るようになったり大きな仕事を任されたりしますよ!