仕事は目的意識を持つとグッと変わる-働く意識を上げる方法

こんにちは!よしきです。

皆さんは、仕事をするときに、どのような目的を持って仕事をしていますか?

 

きっと色々な目的で仕事をしている方がいると思いますが、

「仕事は大変だけど、お金のために稼いでる。」

「家族を養っていくために働いている。」

「仕事自体が楽しい!」

といった様々な意見を持って仕事をしている方が多いのではないでしょうか。

でも、何も目的を感じないまま仕事をするのは大変です。

 

そこで本日は、

目的意識を持って仕事をすることで毎日が変わる

という話をしていきます!

 

 

イソップ寓話の3人のレンガ職人の話

 

 

同じ仕事をしていても、目的意識が違うだけで意識が変わるという話がイソップ寓話にあるので、まずは紹介します!

 

世界中を旅している旅人が、ある町外れを歩いていると道の脇でレンガを積んでいる人を見かけて声をかけました。

「何をしているのですか?」

その人はこう答えました。

「レンガを積んでいるんだ。朝から晩まで雨の日も風の日もレンガを積んでいる。

気楽に仕事をしている人もいるのに…」

と答えました。

旅人は、慰めの言葉をかけて歩き出しました。

 

次に旅人は、レンガを懸命に積んでいる別の職人に出会いました。

その人に、1人目と同じように声をかけます。

すると、

「大きな壁を作っているんだよ。これが私の仕事だから!」と答えます。

旅人は、

「大変ですね。」

と言うと、

「家族を養うために働いているんだ。

ここでは仕事を見つけるのが大変だから、仕事があって食べていくのに困らない。大変なんて言ったらバチが当たるよ。」

と答えたのです。

旅人は、励ましの言葉をかけて再び歩き出します。

 

最後3人目に、活き活きとレンガを積んでいる別の男に会います。

1人目・2人目にかけた言葉と同じ言葉をかけます。

すると、3人目の男性は、

「私たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を作っているんだ!」

と答えます。

旅人は、

「大変ですね。」

といたわりの声をかけます。

すると、

「そんなことない!この大聖堂で多くの人が祝福を受けたり悲しみを取ることが出来る。素晴らしいことだ!」

と言いました。

旅人は、その男性にお礼を言って元気よく歩き出します。

 

皆さんは、イソップ物語を読んでどう感じましたか?

旅人は出会った3人の男性は、全員レンガを積むという同じ仕事をしています。

 

でも、仕事に対してどう接しているのか、なんのために働いているのかといった目的があるかないかによって働き方が変わることがよく分かる話です。

 

皆さんは、毎日の仕事に対してどのような目的を持って働いていますか?

 

 

仕事意識(働く意識)で毎日が変わる

 

 

イソップ童話を例に仕事への意識の違いを伝えました。

同じ仕事をしているのに、人によって仕事に対して意識が違うことは皆さんも経験があるのではないでしょうか?

例えば、同じ部署で働いている同僚や後輩がいるとします。

その同僚や後輩は苦を感じさせずに仕事をこなしています。

それを見て、「なんであいつらはああやって働けているんだ。」と。

 

それには大きく分けて3つの理由があります。

単なる作業と捉えている

イソップ物語の1人目と同じで、仕事を単なる作業と捉えています。

誰かからやらされている感覚になっているとも言えます。

毎日が単調で単なる繰り返しだと捉えているので、特に目的もなく働いているのです。

 

稼業と捉えている

おそらく、働いている方の多くが、イソップ童話の2人目に当てはまっているはずです!

家族を養う・生きていくために必要なお金を稼ぐために働いています。

ですが、頭の中では、

「他にもう少し給料が高くて割に合った仕事はないかなぁ。」

と考えている方がかなりを占めています。

 

誰か(世の中の人)のために働いている=使命

レンガ積みの3人目の人は、これに当てはまります。

自分が作っているものを必要としている人のために働いているのです。

誰かのために働きたいと考えているのです。

もはや、使命とも言えますよね。

 

皆さんは、3つのうち誰が1番モチベーションを高く働けていると思いますか?

圧倒的に3番目ですよね!

でも、なかなか働きながらこのように思えている人は多くないのが現状です。

 

ほとんどの人が、

会社から言われたからその通りに働いている

お金を稼ぐために働いている

という状態です。

 

お金を稼ぐのであれば、自分のためにもなってモチベーション高く働きたいですよね。

では、どのように意識を上げればいいのでしょうか?

 

 

働く意識を上げる方法

 

 

皆さん、私たちは1日のどれくらいの割合を仕事に使っているか知っていますか?

約7割

です。

時間にすると、1日8時間として年間で1,784時間です。

生きている時間のほとんどの時間を仕事に使っているのです。

 

もちろん、生きていくためにはお金を稼がなければなりません。

でも、自分のお金を稼ぐ以外の目的もしっかりしていないと仕事は続きませんし、通勤電車に乗るのも辛くなります。

年間で1,784時間というのはスゴい時間量です。

この時間を、お金お金、とお金だけに縛られるのは本当に勿体無いです。

 

そこで、ぜひ、

今よりも広くて趣味の部屋が作れる家に引っ越したい

海の近くに住みたい

趣味をさらに始めたい

犬や猫などの動物を飼いたい

などの将来へのビジョンを紙に書いたりして羅列してみてください!

 

自分は、

稼いだお金をどのように使いたいのか?

どのような生き方をしたいのか?

どんな場所に住みたいのか?

 

毎日の生活でお金に追われている生活の中にも、

冷静になって自分の心の中と向き合って考えてみると、

は見えなかった自分のビジョンが見えたりします◯

 

ぜひ、稼ぐだけでなくて、その稼いだお金を何に使いたいのか具体的に考えてみてください!

お子さんがいる方でも、

お子さんに習い事をさせてあげたい

家族で旅行に行きたい

奥さんにリフレッシュの時間を作ってあげたい

といった目標があるはずです!

 

ぜひ、1度考えてみてください◎

 

 

まとめ

本日は、イソップ童話を通して、目的意識を持って仕事をすることについて話をしてきました!

皆さんは、日々仕事に対してどのように感じながら働いているでしょうか?

 

仕事は、誰か困っている人を助けるためにするものです!

あなたが携わった会社の業務も、誰かのためにその仕事が活かされているのです。

 

ぜひ、お金のためだけ!と思わずに、

そのお金を具体的にどのように使いたいのか

将来どのような人生を歩みたいのか

と考えてみてください。

 

意外と、使い道を曖昧に考えたまま働いている人って多いです。

でも、具体的に出てくれば、さらに仕事に対する意識が変わってきます◯