人生を変えたければ知っておくべきアラン・ワッツの問いかけ

こんにちは・こんばんは!

皆さんは、ふと生活の中で、「今のままの人生でいいのか?」と考えたり疑問に思うことはありませんか??

なぜこの質問をしたかというと、本日はイギリスの哲学者であったアラン・ワッツをご紹介したいからです!

 

アラン・ワッツは、私たちの生き方に疑問を持っていました。

  • 本当にやりたいことは何なのか?
  • 短い人生をやりたくないことで終わらせていいのか?
  • 「いつかいつか」と言うけれどいつやるの?
  • 今を生きなくていいの?

 

人生を考え直す機会を与えてくれているかのように、このように私たちに問いかけています。

アラン・ワッツの言葉は、どれも私たちが今一度考え直さなければいけないことです。

そこで本日は、私たちが向き合って考え直さなければならない人生を見直す大切さについて、アラン・ワッツの言葉をご紹介しながらお話をします!

 

今、この瞬間に100%生きるべき

 

 

アラン・ワッツは、いつか」ではなくて「」を生きろと伝えてきました。

 

キミの前にはいつまでも登りつめなくてはならない山が存在し続けているのだ。

そして、ある日キミが人生の中盤40~45歳になった頃、突如としてハッと目が覚める。

「なんてこった!」「気がついたらこの歳だ」。

よくよく考えると、いつも同じようなことを感じてきたな・・・。

実際、ちょっと騙された気がしないでもない。我ながら馬鹿らしくなる。

いつも何かのために生きて、ずっと「今」を生きてこなかったなんて!

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人は「今この瞬間」の行動がもたらす恵みを受け取ることもできないし、喜ぶこともできないでいるのだ。

「今この瞬間」に100%生きられるまで、本当の意味で、キミは生きることができないのだ。

(引用:VASTSTILLNESS 100%今に生きるアラン・ワッツ)

 

これを読んでハッとした方いらっしゃると思います。

いつかいつかと自分のやりたいことを後回しにしなければならない状況って沢山ありますよね。

それだけでなく「将来」のために行動することで毎日を生活していると、「今、その瞬間」を意識しなくなります。

 

ではなぜ、「今」を考える事が大事なのか?

それは、「今」という時間が後々「未来」になるからです。

将来のために準備をしても、その通りに物事が進むかどうかは誰も分かりません。

この先、「いつかやろう!」と後回しにしていたことが、実は自分にとって大事なことだったという経験をされた方も沢山いるでしょう。

「いつか」という言葉は、今を大事にしていない言葉です。

もちろん、どうしても金銭的・身体的などの避けられない理由で出来ない場合もあります。

ですがほとんどの方が、面倒・他にやるべきことがある、ということで放置してしまうのです。

「今」=「未来」です。

今と未来は繋がっているのですから、まずは「今、この瞬間」を100%生きなければいけないのです。

 

もしお金が目的でなかったらあなたは何をする?

 

 

皆さんは、もしこの質問を投げかけられたらどう答えますか??

きっと、答えに悩むでしょう。

なぜかというと、「お金」が目的じゃないことがないからです。

現在、会社で働いているサラリーマンの多くがストレスを抱えていたり自分の求めているものではない事・やりがいを感じない仕事をしています。

それでも働くのは、お金が無いと生きていけないからです。

お金のことは抜きにして考えた時に、自分がやりたいことは何か?

自分のこの先を見直する機会になるはずです。

 

では、この問いかけに対するアラン・ワッツの考えを読んでみましょう。

もしあなたが「お金を得ることが最も大事なことだ」と言っているとしたら、
あなたは完全に人生を無駄に過ごしていることになるからだ。

生き延びるためにしたくないことをしてお金を稼ぐということをしていれば
それをやり続ける人生になるからだ。

それは実に馬鹿げたことだ!

そんな惨めな状態で長生きするより短い人生でも好きなことをやって過ごしたほうがまだマシだ。

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本当にやりたいことをして人生を生きていたら、きっといつの間にかそのことの達人になっているだろう。

それをやり続けるのが達人の在り方だ。

そうしたら、そんなあなたにお金を払う人も出てくることだろう。

だから何も心配することはない。

だれか必ず興味をもつ人が出てくる。

あなたのやっていることに興味を示してくる。

(引用:VASTSTILLNESS アラン・ワッツ~『お金が目的でなかったら、キミは何がしたいのか?』)

 

これを見てどう感じましたか?

本当は心の底で共感している人がほとんどではないでしょうか。

 

毎日、仕事量が多くて残業もしないといけない。

仕事優先の生活だから、趣味をする時間も取れずに毎日が過ぎていく。

もちろん、家族と生活をしていくためにはお金が必要ですから残業が必要な時もあるでしょう。

しかし、人を幸せにするためにはまずは自分が幸せにならなければいけないのです。

そのためには、あなたが幸せに毎日を過ごせないと意味がありません。

通勤電車でため息をついたり・会社で怒られたり・あまりにも量が多い仕事を頼まれたり…

これが本当にあなたのやりたい事なのでしょうか?

自分の好きなことをしても良い時代です。必ずあなたのことを認めてくれる人はいます。

だから、先のことを不安に思う必要は無いのです。

1度自分を見つめ直す機会を持ちませんか?

 

まとめ

本日は、アラン・ワッツの言葉をお伝えしながら【人生を見直す機会を持つ大切さ】についてお話をしました!

 

日本人は海外から見ても働き過ぎと言われています。

働き過ぎと言うことは、ライフワークになってしまっているということです。

趣味を持つ・家族とゆっくり過ごす・自分のしたいことが出来ない】状態だということです。

 

「未来の心配ばかりして今を生きれていない」とアラン・ワッツは伝えています。

未来のことばかり考えても、今を100%生きないと未来には繋がりません。

さぁ、自分を見つめ直す機会を持ちましょう!

自分の心の奥底に隠してしまった本当の気持ちをもう1度開けてみませんか?