ワークライフバランスって知っていますか? 実は日本の労働時間は減っている?!

こんにちは!

皆さん、ワークライフバランスというワードを聞いたことがありますか??

どういう意味かというと、仕事と生活の調和ということです!

 

私たちの毎日は、仕事での勤務とプライベートの生活で成り立っています。

どちらか一方を犠牲にしてしまったり、おろそかにしたりすると私たちの毎日の生活は充実したものでは無くなります。

 

調和ということは、お互いに影響しあっているということです。

自分の任された仕事はしっかり行いながら、プライベートでも自分のやりたいことややらないといけないもの(育児や介護など)を行える状態にしていくという考え方です。

 

ただ、今の日本の場合は仕事とプライベートの割合が崩れていて、圧倒的に仕事に費やす時間が増えてしまっています。

また女性に関しては、出産後に育児で多忙であったり保育園も見つからず、働きたくてもなかなか働けないという状態の方が多くいます。

 

そんな中で、今の日本は働き方改革の一環としてワークライフバランスも見直されるようになってきました。

 

そこで本日は、ワークライフバランスについての理解を深めるための記事です!

仕事もプライベートも充実させる方法・この制度でどのようなメリットがあるのか

という話もしていきます。

この記事を見れば、あなたの毎日をより充実したものに出来るようになりますよ◎

 

ワークライフバランスと企業の協力

 

 

皆さんは、ファミリー・フレンドリー企業という言葉を聞いたことがありますか?

聞いたことがあるという前に、すでに自分の会社が取り組んでいるという方もいるかもしれませんね!

 

どのような企業のことかというと、

仕事と育児・介護とが両立出来るような様々な制度を持ち、多様でかつ柔軟的な働き方を労働者が選択できるような取組を行う企業のこと

(引用:厚生労働省 ファミリー・フレンリード企業とは)

です!

 

すでに色々な企業が取り組み始めていて、

  • 育児や介護を抱えている方は出社時間や退社時間を繰り上げ(短時間勤務)
  • ベビーシッターを利用する際には利用の補助金支給
  • 保育園が見つからない場合は1年休暇を伸ばせる

といった制度を作って社員を支援している企業が増えています。

 

ワークライフバランスを叶えるには、働いている企業の協力が必要になります。

仕事と私生活のどちらかを犠牲にしてしまっては意味がありません。

仕事の帰りが遅く育児や介護に協力出来ないというのでは調和が取れているとは言えません。

 

なので、企業や国が率先して、私たちの仕事と生活に調和が取れる働き方が出来るように取り組みが始まっています。

 

補足

ファミリーフレンドリー制度とは、ワークライフバランスを実現するための制度です!

 

 

ワークライフバランス導入のメリット

 

 

先ほどは、ファミリーフレンドリー制度によって働き方が変わるというお話をしました。

では、仕事と生活の調和が取れたら他にどのようなメリットが生まれるのか説明をします!

 

仕事への意欲向上

まずは、以下の図を見ていただきたいと思います!

 

(引用:内閣府男女共同参画局 少子化と男女共同参画に関する専門調査会)

 

この図を見ると、ワークライフバランスが実現出来ていると感じている方が仕事への意欲が高いことが分かります!

仕事への意欲が上がると、会社でのモチベーションも上がりますし積極的に仕事に取り組めるようになります。

その結果、仕事の効率が上がってプライベートも充実するようになります◎

女性も、育児や働き方に理解がある会社であれば負担なく働くことが出来るようになります。

 

労働生産性の改善と理解

日本は世界の中でもプライベートの時間が少ないと言われています。

それは、日本と世界の労働生産性を見ると分かります!

 

以下の図は、他の国と比べた日本の時間あたりの労働生産性のランキングです。

(引用:公益財団法人 労働生産性の国際比較 2017 年版)

 

先進7カ国の中でも、最下位に位置しているという状態です。

でも、ここで不思議なのが、日本の労働時間の推移との関係です。

 

皆さん、日本の労働時間は昔と比べて増えていると思いますか?減っていると思いますか?

実は、1980年代は約2,200時間近くあった年間の労働時間が、2014年には1,729時間にまで減少しているのです!

(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構

一人当たり平均年間総実労働時間(就業者))

 

例えば、ドイツでは2014年の労働時間が1,371時間と日本よりもさらに短いです。

なのに、労働生産性は上に載せたランキングを見ると日本よりもはるかに高いのです。

 

ということはどういうことかというと…

労働時間が減ると労働生産性が上がっていくということです!

日本の場合は、労働時間は減っているのに労働生産性は低いままの状態となっています。

 

私たちは、毎日やることが多くて忙しいというのが口癖になってしまいがちですが、働き方や時間の使い方を見直す必要があるということです。

 

次回のブログでは、働く上での時間の使い方を始めとして時間にフォーカスして記事を投稿しますので、ぜひご覧ください◎

 

 

まとめ

本日は、ワークライフバランスを始めとして、私たちの働き方が変わっていくことについて話をしてきました!

今年になり、「働き方改革」についての話題も多く聞くようになりましたよね。

労働時間・残業に関してもこれから変化が出てくるでしょう。

 

でも、政府や国の動きを待つだけではなく、私たちも正しい理解を持つ必要があります!

 

なぜ、毎日仕事をこなしているのに、

なかなか仕事が終わらないのか

残業が増えてしまうのか

時間の使い方は本当に合っているのか

このような内容に関しての理解も深めて、自分から変わっていく必要もあります!

 

次回のブログで、仕事においての時間の使い方に関する記事を投稿しますので、ぜひご覧ください◯